【資料】斎藤茂吉の歌集一覧(刊行年、制作年、制作年齢あり)

2025年5月18日(日)に、山形県上山市の「斎藤茂吉記念全国の集い」で講演の機会をいただきました。

演題は「茂吉の飲食の歌」。講演の準備のために茂吉の歌集を全て読み返し、短歌をメモしていきました。

講演の本番を迎えるに当たって、茂吉の各歌集に収められている短歌の制作年と、そのときの茂吉の年齢がわかる一覧が手元にあると便利だなと思っていたのですが、必要な情報がコンパクトにまとまった歌集一覧が見当たりませんでした。

自分で作ろうと思ったのですが、その時は間に合わず、今回、今後のために整理してみました。

この歌集には昭和何年頃の茂吉の短歌が収められていたっけ?

この歌集の短歌を作ったときの茂吉は何歳くらいだったっけ?

今の自分と同じ年齢の茂吉が作った短歌は、どの歌集に収められていたっけ?

などの確認に使えると思います。

皆さんが茂吉の歌集を読む際の参考になれば幸いです。

【資料】斎藤茂吉の歌集一覧(刊行年、制作年、制作年齢あり)

序数歌集名刊行年収録短歌の制作年制作時の茂吉の年齢
第1歌集赤光1913年(大正2年)、東雲堂書店1905年(明治38年)~1913年(大正2年)23~31歳
第2歌集あらたま1921年(大正10年)、春陽堂1913年(大正2年)~1917年(大正6年)31~35歳
第3歌集つゆじも1946年(昭和21年)、岩波書店1918年(大正7年)~1921年(大正10年)36~39歳
第4歌集遠遊1947年(昭和22年)、岩波書店1922年(大正11年)~1923年(大正12年)40~41歳
第5歌集遍歴1948年(昭和23年)、岩波書店1923年(大正12年)~1925年(大正14年)41~43歳
第6歌集ともしび1950年(昭和25年)、岩波書店1925年(大正14年)~1928年(昭和3年)43~46歳
第7歌集たかはら1950年(昭和25年)、岩波書店1929年(昭和4年)~1930年(昭和5年)47~48歳
第8歌集連山1950年(昭和25年)、岩波書店1930年(昭和5年)48歳
第9歌集石泉1951年(昭和26年)、岩波書店1931年(昭和6年)~1932年(昭和7年)49~50歳
第10歌集白桃1942年(昭和17年)、岩波書店1933年(昭和8年)~1934年(昭和9年)51~52歳
第11歌集暁紅1940年(昭和15年)、岩波書店1935年(昭和10年)~1936年(昭和11年)53~54歳
第12歌集寒雲1940年(昭和15年)、古今書院1937年(昭和12年)~1939年(昭和14年)55~57歳
第13歌集のぼり路1943年(昭和18年)、岩波書店1939年(昭和14年)~1940年(昭和15年)57~58歳
第14歌集1951年(昭和26年)、岩波書店1941年(昭和16年)~1942年(昭和17年)59~60歳
第15歌集小園1949年(昭和24年)、岩波書店1943年(昭和18年)~1946年(昭和21年)61~64歳
第16歌集白き山1949年(昭和24年)、岩波書店1946年(昭和21年)~1947年(昭和22年)64~65歳
第17歌集つきかげ1954年(昭和29年)、岩波書店1948年(昭和23年)~1952年(昭和27年)66~70歳

この一覧の凡例は下記のとおりです。

※1 「制作時の茂吉の年齢」は、歌集に収録されている短歌を茂吉が作ったときの年齢(満年齢)です。「収録短歌の制作年」の誕生日を迎えた後の年齢(満年齢)を記載しています。茂吉は1882年(明治15年)5月14日生まれですので、制作年の5月13日までに作られた作品の場合は、年齢が1歳若くなります。

※2 一覧は、最初はChatGPTに作ってもらいましたが、歌集以外の著書も混入するなど精度が低いものでした。そのため、Wikipediaに記載のあった歌集一覧をChatGPTに読み込ませて再度指示をしたところ、ほぼ完成形に近いものが出来上がりました。その表を茂吉の全集で確認し、誤っているところを修正して完成形にしました。たぶん大丈夫だと思いますが、もし誤りがあった場合は申し訳ございません。

※3 茂吉の歌集は、第○歌集という序数と刊行順がかなり異なるため注意が必要です。

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